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Artist's commentary
声の主を振り向いてみると、そこには青娥さんが居た。
「ごきげんよう。「」様」青娥さんはうふふと微笑む。僕は彼女がそこに居る事に驚いたけど、今は青娥さんよりも布都ちゃんと妖夢さんの方が気になって、挨拶もせずに上空を見上げてみると、二人は光弾は打ち合って、戦っていた。それは、先の雰囲気で、妖怪や力がある者が遊びでやる弾幕ごっこではないだろうと僕は感じた。「やはり、二人共、お強いですね。あんな綺麗な弾幕を張って・・・」と青娥さんは二人の戦いを見て、うっとりとしている様子だった。青娥さんに構っている暇は無かった。僕は大声で布都ちゃんの妖夢さんの名を叫ぶ、しかし、二人には声が聞こえてないようで、一顧だにしなかった。二人の様に飛ぶ事もできない僕は二人を止める事ができない。「無駄ですよ?二人に貴方の声は聞こえてませんもの。」青娥さんは呆れた様に僕に言った。そんな事わかってると反射的に怒鳴りそうになるのを堪え、それでも、二人を止めなければいけないと言うと「どうして、止めちゃうんですか?」と青娥さんはにやにやと笑みを浮かべ「折角お二人が戦ってらっしゃるのに・・・」とクスクスと笑った。その言葉に僕は頭に血が上り、どうしてっ・・・て・・・二人が傷つけあっているのに、何で止めない訳があるんですか?と怒鳴る。この人は何で楽しそうなんだ・・・?ふと、布都ちゃんや妖夢さんがこの人に余所余所しかったのを思い出し、青娥さんがもしかすると、二人にとって好ましくない人かもしれないと感じた。僕に怒鳴られた青娥さんは以前、にやにやと微笑み続けて口を開く。「何故、止めないかですって?だって楽しいですもの」と青娥さんはふふっとさぞ愉快そうに微笑む。僕は反射的に彼女の襟を掴もうとした。しかし、横に居た額に札を張った少女に首をつかまれる。「せーがに、てを、だすなー」少女は僕を睨みつける。突然首を捕まれて息が苦しい。「殺しちゃだめよ?芳香。「」様は二人にとって大切な方だから・・・」と青娥さんは以前微笑を絶やさず僕を見る。「「」様?どうして、二人は争っているか分かります・・・?」と青娥さんは僕に聞いた。どうして・・・?それは二人が勘違いをして・・・「違いますよ。「」様」首を絞められて、声を上手くだせない僕に間髪いれず青娥さんは答える。「・・・「」様は罪なお人。・・・だから私はとても楽しいのですけど」そう青娥は微笑み続けてわっふるわっふる