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Artist's commentary
蔵の中の人形
実家の古い蔵の奥から等身大の少女型の人形が出て来た。収められていた箱を調べると、何百年も前に作られたもののようだが、まるで本物の人間のように精緻でリアルだ。いったい誰が作って、なぜこの蔵に仕舞われていたのか?
服を脱がせ、身体を調べてみる。素材は不明だが表皮はすべすべとしながらも柔らかい。
胸へ耳を当てると、内部からカチカチと微かに歯車の音が聞こえた。驚いたことに、この人形はまだ作動しているらしい。
悪戯心で人間そっくりなピンク色の✕✕✕を指で押し開いてやると、微かに息を漏らし、頬を赤らめさえした。
だがどこか壊れているのだろ、何か言いたげに唇を開くものの、それ以上動く様子は無い。もし壊れていなければ、人間のように動き、会話も出来るのかもしれないが、こんな人形を修理出来る人間なんて今の世界にいるとは思えない……
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