
Artist's commentary
枯山水チョコレート
由井正雪からのバレンタインチョコ(?)。
和の陶器の上に盛り付ける、
という手段によって作られたチョコレート製枯山水。
一見すると見事な枯山水のミニチュアであり、
チョコレートにはまるで見えない。
実際のところ、正雪がチョコレートを「当世の粘土細工」と認識してしまったため、食用としては一切の意識が払われていないのである。
着色には一応、ホワイトチョコや砂糖、クリーム、食紅、等々が使われている。厨房英霊からの助言を素直に聞いたためではあるのだが……
正雪は内心で、
「当世は粘土細工に砂糖を使うのか」
「口にする訳ではないのに」
「なんと豊かな時代なのだ……」
と受け止めてしまっており、
最後まで、食用と捉えることはなかったのだった……。