
Artist's commentary
図書館の鍵と羅針盤
若きプトレマイオスと、老いたプトレマイオスのふたりからのお返し。
近未来っぽい形状の羅針盤と、水晶でできた、つつましくも荘厳な鍵。
羅針盤は『もうひとつのアレクサンドリア大図書館』の位置を示し、鍵はその扉を開く。
かのアトラス院の分派とプトレマイオスによって作られた『もうひとつのアレクサンドリア大図書館』の魔術的価値ははかりしれないが、渡したプトレマイオスの目的はそこにはない。
ふたりが託すのは、旅の終わりのその先のこと。
契約したマスターが、辿り着くはずの未来のこと。
何もかもを終えたマスターが、また笑顔で旅をできるようにと、祈りを込めて。