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Artist's commentary
SV-51とゼントランの少女
「やった、大尉さんとスカルリーダーが取り付いた! これで統合軍の勝ちは決まったねっ」 「……君、あの艦の発令所がどこか分かる? 私は、あの日本人達より先にカムジンと接触したい」 「お姉さん、もしかして降伏勧告するつもりなの? 地球の軍隊はどうだか知らないけど、ゼントラーディの軍法じゃ反逆者は……」 「“目には目を”? それでは人類はいずれ皆盲目になるしかないわね。今回の反乱はゼントランのメンタリティに配慮しない政策を強行した統合政府にも責任がある。それに…」 「それに?」 「今この地球上で無駄に死んでいい命は、虫一匹たりとも存在しない。これは比喩ではないのよ!」 ■終わりは唐突に訪れた。マクロスの主砲が敵戦艦のヴァイタルへ痛打を与え、機関が一時停止した間隙を突いて可変戦闘機部隊が艦内へ殺到した。反乱首謀者全員の身柄が拘束され(一説によれば統合軍総司令官自らが乗り込み、カムジンを殴り倒したという)、敗北を悟った反乱軍将兵は各地で統合軍部隊に投降した。カムジンの反乱はここに終結したのである。 ■「カムジンの反乱」・4作目。