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Artist's commentary
朝。僕は眠りから、目を覚ました。
覚醒したばかりでぼんやりとした意識の中、けだるい体を起き上がらせようとすると、胸元に何かがもぞもぞと動いて、「おはよう、「」殿」と声が聞こえた。視線を胸元に下げると、僕に抱きついて、胸元に居る布都ちゃんが僕の顔を覗きこんでいる。おはよう、布都ちゃんと僕が言うと、「うむ。」と布都ちゃんは微笑んだ。時計を見ると、僕は少し早く起きてしまって、まだ寝足りなかった。僕が起き始めた頃に布都ちゃんも起きてしまったらしい。どうやら、僕が起きた時の身動きで、布都ちゃん起こしてしまったようで、申し訳ないなと思っていたが、布都ちゃん曰く「「」殿の寝顔が見れたから構わないぞ」とふふっと笑われた。布都ちゃんみたいな女の子に寝顔を見られたのは恥ずかしいなと言うと、「むっ、我は「」殿より、ずっと年上であるぞ、子供扱いするでないぞ」と頬を膨らませて怒られた。僕は布都ちゃんに謝って、もう少し寝るけど、布都ちゃんは起きる?と聞くと。「ううん、我は「」殿の布団であるからな。「」殿が寝るのなら、我も床を一緒しようぞ。・・・我が、「」殿の布団であるからな。」と言って、布都ちゃんは僕に抱きついた。僕は、有難う。布都ちゃん。とお礼を言って布都ちゃんの頭を撫でて、いつもの様に布都ちゃんの体温を感じつつまた寝る事にした。布都ちゃんは、少し慌てたように、そして嬉しそうに笑って、「うむ、おやすみなさいぞ、「」殿」とにこりと笑った。そして、僕らは、いつもより遅い朝を迎えた。まぁ、それも一興である。僕らは、いつもより遅い朝食をとった。朝食の汁物は布都ちゃんが作ってくれた。布都ちゃんが手伝ってくれたご飯の味の感想を二人で話しつつ、僕の布都ちゃんの作ったおかずの評価を聞く布都ちゃんの顔を観察しつつ、遅い朝食をとった。やっぱり、布都ちゃんは顔をコロコロと変えて、可愛い。特に得意げに笑う顔が。「我、今日は、妖夢殿と話がしたいぞ」と朝食を済ませて、仕事に出かける準備をしていると、布都ちゃんが、仕事帰りに妖夢さんと会いたいと言って来た。妖夢さんと今日、何かあるの?と聞くと。「ちょっと確かめたい事があってな・・・」と少し困った顔で布都ちゃんは答える。多分、妖夢さんとならいつもの仕事帰りにいつもどおりに会えるはずだ。そうだね、仕事帰りに3人でおでんやにでも行こうかと僕が言うと、布都ちゃんは「う、うむ」とこくりとうなずいてわっふるわっふる