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Artist's commentary
砲艦 赤城
赤城は摩耶型砲艦の四番艦で、明治23年に小野浜造船所で竣工しました。船体は全鋼製、フィブリール製12cm砲を4門装備しています。赤城は日清戦争の黄海海戦で西京丸とともに敵艦隊左翼の集中砲火を浴び、艦長坂本少佐始め多くの戦死者を出しながらも生還しました。
赤城は明治44年に除籍され川崎汽船に売却、貨物船赤城丸となりました。その後、尼崎汽船が買収、昭和20年に台風で、昭和21年には触雷で沈没しましたがその都度引き揚げられて修理され、昭和28年に解体されるまで使われました。二枚目の絵が水彩で描いた赤城丸です。
日本海軍シリーズ
Acrylic painting 136×220mm