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Artist's commentary
巡洋艦 筑紫
チリ海軍が英国に発注した3隻の巡洋艦が、チリの財政上の問題からキャンセルされ、1隻が日本に渡り「筑紫」となり、2隻は清国が購入し、「揚威」「超勇」となりました。筑紫は日本海軍最初の鋼製軍艦であり、初の帆走設備を全廃した艦です。
絵は、まだ軍艦旗として日の丸を掲げていた頃の姿です。日本海軍史では巡洋艦として紹介されることが多い筑紫ですが、小さな船体に不釣り合いな大きな主砲を搭載していて、重心の上昇を避けるため乾舷が小さく航洋性は低いです。
日本海軍シリーズ
Acrylic painting 136×220mm
測量艦となった二代目筑紫とのツーショット写真を追加しました。