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Artist's commentary
防護巡洋艦 松島
初代連合艦隊旗艦となった松島です。日清戦争当時の連合艦隊は、主力艦で構成される常備艦隊と、老朽艦などを集めた警備艦隊(のち西海艦隊)とを合わせて編成した艦隊で、あくまで戦時の臨時編成でした。
松島は明治25年、フランスで竣工し日本に回航されました。松島型三隻は清国の定遠級に対抗するために建造された巡洋艦で、中でも松島のみ主砲を艦尾に向けて装備しています。松島は黄海海戦で鎮遠の主砲弾が命中、100名近い死傷者を出し大破しましたが、脱落することなく戦い抜きました。明治41年、松島は練習航海で立ち寄った台湾の馬公で突然火薬庫が爆発し轟沈しました。
日本海軍シリーズ
Acrylic painting 166×240mm