それは神秘の核心だった母の脈より汲み取られ肉と霊との源となり甲虫の護符に象られ永遠の保全を願われた自らそれを擲って救いを為したとうそぶく王は第二の命も然りと笑い去りゆく背中を抱き止められた
それは神秘の核心だった今はきみの手の中にある