月の裏に囚われても、王は変わらない。
記憶が失われ、出口の見えない世界にあっても王聖は曇らなかった。
むしろ表にいるときよりも、溌溂と輝いてすらいる。
逆境の中で彼は生徒会を立ち上げる。
皆と青春を駆け抜けるため、そして聖杯戦争へ戻るため、校舎の玉座で穏やかな笑みと共に在り続ける。