
Artist's commentary
絡繰素体(無貌)
果心居士からの贈り物。
漆塗りの木箱に納められた、等身大の木製人形。
球体関節人形であり―――無貌。
一見すると木箱が棺のように見えてしまうのは、
やはり、人形が有している独特の存在感のせいか。
この人形は、肉体の「スペア」なのだという。
手のみ、足のみ、といった一部分のみを置き換えることも可能ではあるものの、果心居士の語るところによれば全身……五体の換装が最も効率的であるらしい。
なお、全身換装した場合には、
・強化された反射神経
・出力(筋力)の増加
・痛覚の遮断(恒久的)
・防刃防弾性能(衝撃時のみ)
・内蔵武器の埋め込み(左右の腕、脚に)
等々がもたらされる、とのこと。
べんり!