Resized to 90% of original (view original)
Artist's commentary
ゴルコンダ
「たくさんのつかさがいる。だが、これだけたくさんのつかさが同時に現れると、それぞれの個性を考えたりはしない。つかさたちは同じ服装をしている。できるだけ単純に、かたまりとして見えるように。ゴルコンダとはインドの古都であり、その富で知られていた。いわば幻の都のようなものである。わたしにとって空を歩くことはまるで奇跡のようなことだ。一方、セーラー服は不思議でもなんでもない。ごく普通の女子高校生の制服に他ならない。だからセーラー服のつかさたちはごく普通の目立たない平均的な存在である。わたしもまた、つかさたちを描いている。目立ちたいとは思わないからだ。」