Artist's commentary
はじめまして
実を言うと、私が初めて手にしたポケモンは御三家のどれでもありませんでした。
全盛期まっただ中だったけど親におねだりできなくて、赤や緑で楽しむ友だちをいつも横目で見てました。
そんな小4の誕生日、我が家にやってきたのは大好きな黄色のゲームボーイと、同じ色した不思議なイキモノ。
最初は話しかけてもちっとも仲良くしてくれなかったけど、ずっと後ろをついてきてくれたよね。
キミが初めて笑ってくれたときどんなに嬉しかったか。
今じゃみんな、ついてきてくれるけど、あの頃はキミだけがいつも傍にいてくれた。
今は押入れの奥で眠るキミだけど、やっぱりキミが私にとって、大切な初めてのパートナー。