
Artist's commentary
4月30日 ガノタは語るぜ!?
一回休んでHP/SP全快 バス停から家まで 雨に降られて
傘を忘れた僕は濡れひよこ
「ただいま」「おかえり」
今日も一人で言ってしまった
僕は濡れひよこ
今日は憧れのあのこに
映画の誘いを断られ
土砂降りに見舞われて
ほんとついてない
やっぱついてない
だけどがんばれ! 濡れひよこ
ゴボウを笹掻きにして
きんぴらを作るんだ
あしたも元気で行こう
そうさ がんばれ! 濡れひよこ
お風呂で暖まったら
ちゃんと乾かしてから寝れば
もとのひよこ
「濡れひよこ」 槙原敬之
*
さて、こっから下はこゆーいお話です!!
っていうか
ガンダム!!
興味ない方はサクッと最後まで飛ばして下さい(´∀`;)
ガンダムオタクが激しく語ります!!(ぉぃ)
*
今回のネタは…0080、ポケットの中の戦争!!
そうです、スーパーロボット大戦等をした事がある方ならご存知の、
中途半端に弱いガンダム「RX78 NT-1 ALEX」と、
使えないパイロット「クリスチーナ=マッケンジー」、
そしてザクオタクで自爆要員の「バーナード=ワイズマン」が登場するアレです!!
(画像は例によってこちらから)
…あまりにもザコ過ぎて、しかも地味すぎて
スパロボをやった事があってガンダムも結構見てるけど、
実は0080は見た事無いwwwって人も結構居るそうですTwT
でもあの扱いでは無理もありません_| ̄|○
さて、作品のあらすじ (激しくネタバレ) ですが、
そもそも主人公は上の二人ではないです。
正確にはもう一人、戦争とは関係ない中立コロニーの一般人で、
TVの向こうの戦争や華やかなMS戦に憧れる11歳の少年
アルフレッド=イズルハ…「アル(主人公A)」を主軸として話は進みます。
この0080は、ガンダムシリーズで初のOVAであり、
初の非富野ガンダムであり、そして初の主人公がパイロットではないガンダムなのです。
時代はタイトルの0080…より少し前で、0079の年末、クリスマスの前。
アムロがア=バオア=クーに殴りこむちょっと前です。
連邦軍は、ガンダムの性能を超えてしまったアムロのパイロット能力に対して、
ニュータイプ用の新型ガンダムを開発。
それを察知したジオン軍は特殊部隊を差し向けて、その新型MSの破壊を目論む…
といった大雑把な背景です。
そしてそこに、ジオン軍新米ペーペーMS乗りとして
バーナード=ワイズマン…「バーニィ(主人公B)」が加わっていく訳です。
ちなみにザクオタクなんて設定、原作では一文字も出てきません。
・
・
・
逃げ込んだ中立コロニー内で、新米故に即攻でザクを撃墜されたバーニィは、
なんとか町外れの森に不時着し脱出。
しかしそこを、野次馬根性から駆けつけたアルに見られてしまいます。
子供ならではの図々しさでおしまくるアルと、
軍人らしく「目撃者は殺害!」なんて事が出来ない普通の青年のバーニィの組み合わせに、
アルが偶然「連邦軍基地に密かに運び込まれるコンテナ」の映像を持っていたことから
妙にゴチャゴチャして、結局なぁなぁで信頼関係が出来てしまう訳です。
アルからコンテナの映像を得たジオン軍は、
その映像から新型ガンダムはそのコロニーにあると突き止め、
特殊部隊を送り込みます。
そしてバーニィはその部隊に補助要員として編入される訳です。
んでまぁアルの身の上話やらが展開する中で
バーニィはアルの家のお隣さん、アルにとっては「綺麗なお姉さん」的存在の
クリスチーナ=マッケンジー「クリス(主人公C)」と出会います。
(いきなり泥棒と間違えられてバットで殴られますが。)
アルを挟みながらも、お互いにほのかに好意を抱き合うバーニィとクリス(*ノノ)
そんな中、特殊部隊の対ガンダム用新型MSケンプファーが完成、
一気にガンダム奪取or破壊に乗り込みますが、
起動した新型ガンダムNT-1の前に敗退、
なんと、特殊部隊はバーニィを残して全滅してしまいます。
「もうダメポ…」とコロニー脱出を考えるバーニィに、
無責任に「二人でガンダム倒そうよ!」などと言い出すアル。
ガンダムと言えば、ジオン内では死神とイコールぐらいのネームバリューがあり、
さらに実際に熟練の特殊部隊の隊員や隊長たちが、
新型MSで挑んで、返り討ちにあった相手です。
んなもんペーペーの自分が勝てる訳ない…と逃げ出しモードのバーニィでしたが、
そこでジオン軍上層の恐ろしい作戦を知ります。
「クリスマスまでに新型ガンダムを奪取・破壊できなければ、
該当コロニーに対して核攻撃をしかける」
そんな事になったら、このコロニーに住む人々、アルやクリス達が…。
そんな事態を避けるためには、自分が期限までにガンダムを倒すしかない!!
彼らを思う気持ちと、人としての良心がバーニィに勇気を与えます!!
アルにだけ事情を話し、力を合わせて、撃墜された自分のザクを修理し、
罠を張ってガンダム撃破に向けて万全の体制を整えます。
バーニィは1枚のディスクをアルに託して…
(※ここまで読んで、もし「0080見てみようかな」と思った方は、
これ以降の雑記を絶対読み飛ばして下さいTwT バーニィとの約束DA!)
そして翌日、バーニィは自らの命をかけて
アルやクリスやコロニーのために、ガンダムとの決戦に挑みます!!
…その頃アルは、
長らく家を空けていた父親が帰ってくるのを迎えに行った宇宙ステーションで
「ジオン軍の艦隊が連邦軍艦隊と交戦し、降伏した」という最新ニュースを耳にします。
その降伏したジオン艦隊とは、このコロニーに対して核攻撃を行うために出航した艦隊でした。
「バーニィ、もう戦わなくていいんだ!」
ニュースを知ったアルは、ガンダムとの決戦に挑むバーニィの元に急ぎます。
しかし、駆けつけたアルの目の前でバーニィの乗るザクは
コクピットを貫かれ、ガンダムと相打ちに…。
そしてザクが爆発!
呆然とするアルの目の前で、軍の人々がガンダムとザクの残骸に集まります。
「うわ…こりゃミンチよりヒデェ…」ザクのコクピットを覗き込んだ士官のセリフ。
さらに、ザクの爆発で吹き飛ばされたガンダムのコクピットから運び出されたパイロットの姿が
アルを愕然とさせます。
それは血を流したクリス。
彼女は連邦軍のテストパイロットとして、ガンダムに乗っていたのです…。
出撃前日にバーニィがアルに渡したディスクには、
バーニィのメッセージが入っていました。
「アル…オレは多分死ぬだろうが、
その事で連邦軍の兵士やガンダムのパイロットを恨んだりしないでくれ。
彼らだって…オレと同じで、自分がやるべきだと思った事をやっているだけなんだ。
無理かもしれないけど…他人を恨んだり自分の事を責めたりしないでくれ。
これはオレの…最後の頼みだ…。
もし、運良く生き延びて戦争が終わったらさ、
必ずこのコロニーに帰ってくるよ、会いに来る、約束だ!
これでお別れだ、じゃあな、アル、元気で暮らせよ!
クリスによろしくな!」
新学期の朝、学校へ向かうアルにクリスが話し掛ける。
腕には包帯。
「…アル、私ね、地球に転任する事になったの。
バーニィにもちゃんと挨拶したかったんだけど…アルから伝えてくれる?」
うつむくアル。
「…バーニィもさ…きっと寂しがると思うな…」
学校の集会で、校長先生が「戦争が終わった」事をしゃべります。
退屈そうにしてる生徒達の中、アルは一人泣き始めてしまうのでした…。
・
・
・
…とまぁ、こんなストーリーでした。
長々と殆ど骨子書いちゃいましたが。
アルがバーニィの元に急ぐ辺りから半泣きで
ビデオレターのトコからは「バ~ニィィィ~!!」と
号泣してましたが何か!?(´;ω;`)
この作品のキモは、
やはり「戦争に憧れていた少年」が身を持って戦争の空しさを体験するハメになる点と、
バーニィとクリスという、互いに好意を持ち合った二人が、
最後までそれと知らず殺し合い、バーニィは死亡すると言う展開ですTwT
これを見た後に、
ピリリwヘ√レv-(゚Д゚)ーレ√ヘwvwリーン!! 「シャアか!!」
を見ると、ニュータイプって…と思わずにはいられません(笑)
あまりにも地味すぎる作品展開に加え、主人公が一般人の少年であり、
日常の中の戦争という視点であるためにMSの戦闘がかなり少な目なので
イマイチガンダム作品としてはスッキリせず、
物足りないと感じる人も多いのですが、反面、
「一番良かった」という作品に挙げる人も多い作品です。
(ちなみに知名度は文句無く低い_| ̄|○)
今はDVD(上・下巻)でも出ていて、全6話(各30分)と長さも手頃なので
GWのヒマつぶしにでもどうでしょう!?
ちなみにアムロ~やシャア~等の伝統的なキャラ達と直接のつながりがなく、
専門用語も少ないので、あまりガンダムを知らなくても楽しめる作品です。
・
しかし、スパロボでのバーニィとクリスの扱いは何とかならんか_| ̄|○
補足すると、バーニィは新兵ですので、弱くて当たり前ですTwT
最後のガンダムとの相打ちは、アルとしかけた罠を利用した、奇跡的な善戦です。
対してクリス。
こちらはガンダム史上初の「ザクにガンダム壊されたヘタレ」として有名ですが_| ̄|○
彼女も実は人員不足からテストパイロットなどをやらされてはいたものの、
本来の仕事は「シューフィッター」、教育型コンピューターの調整技師です。
つまり技術屋。乗れる人間が他に居なかったから乗ったまで、と言った所なのです。
また、NT-1というガンダム自体が、ニュータイプとして覚醒したアムロの
人間離れした反射神経に追随出来るように設計してあるため、
一般人には「敏感すぎて非常に扱いづらい」という特殊なモノだった点も考慮すると、
まぁ結構頑張ったんじゃないかと。
つまり、 みんなクリスの評価厳しすぎるYO!!(´;ω;`)(←本音)
なにあのスパロボの悲惨なキャラ性能!!シカタナイケド!!
声(CV:林原めぐみ)で嫌われる不幸なキャラでもある_| ̄|○アノ声ワリト好キナンダケドナ
いやー、だってさー、お姉さんと少年ってイイヨネ。(←アホ)
そんなわけで「機動戦士ガンダム0080~ポケットの中の戦争~」でした!!
*
…そして自己責任でこちら。
いつまであるか判りませんが、リンク先のとこで落とせるファイルに
0080のダイジェストを、何故かVガンのOP曲にあわせたMADがあります。
…いえまぁ、これ見て0080思い出したんですけどね_| ̄|○
*
さてさて、最後にリンクを一軒追加です!!
RO中で知り合った方で(I)さんのサイト「虚数空間」 です。
日記・イラストのブログをされてます~!
ところで管理人、ブログが何か良くわからないんですが…(´∀`;)
いえ、なんとなく「こんな感じ」ってのは判るんですよ!!
簡単に作れるホームページみたいなものらしい!!
でも…トラックバック?(´・ω・n)
トラックがバックですか???
あとなんか脇にいっぱいある文字も、
何がしかの記事へのリンクらしい事は判るんですが…
あまりの文字の多さに脳の表面をつるんと滑ってランナウェイ!!
そんな前時代な管理人に愛の手を!!TwT
*
本日の一言
オタクに喋らすと長い(笑)
賛否両論の、小説版のもう1つのエンディングにも言及すれば
この倍は喋るze…? (´ー`)y-~~~