Artist's commentary
【PFSOZ】ヘンリー【燈桜祭】
「ヘンリー・ブラックハントだ。まあ、祭にはしゃぐただの残留思念の身さ。あまり深く考えず、よろしく頼む」
「きっとあれが僕たちに定められた道の分かれ目だったのだろう。僕は死を。弟は生を。そう運が回った」
「はっはっは、悲観的になるのも悪いことばかりではないが、まずは信じなければ。最初の一歩すら踏み出せぬ者に何も成せはしないのだから」
「年をとっている理由か。さあね。毎年律儀に酒を奢っては近況を聞かせてくれる友人のせいかな」
ヘンリー・ブラックハント/Henry Blackhunt
性別:男性/外見年齢:35(享年24)/身長:185cm/家族構成:父、母、弟
一人称:僕、私/二人称:君、貴方、~殿、お前(対弟)
■背景
青天十三杖第七席ブラックハント家の長子にして、現当主であるジャックの兄です。既に故人の身ではありますが、残響の杖の力によりこの地に再び現れました。
なぜか死亡した年齢を上回る外見で会場に存在しています。
生前はブラックハント家の次期当主として周囲の期待を背負い、生まれた頃から大切に伸び伸びと育てられました。
弟ほどではないものの魔法の才があり、アラディア院で学生時代を過ごしたのち、卒業しています。
代々死霊術に適性があり、逆に治癒術の才に乏しいブラックハント家には珍しく、実用レベルで治癒術を使える魔導士です。
政界で辣腕を振るう父を支えながら弱った自領を立て直すつもりでいましたが、11年前に落石事故(pixiv #103372456 »)により死亡しました。
古い文献を読み解き、失われた魔術について研究する学者でもあったヘンリーは彼の親友からある相談を受けたことをきっかけに、ブラックハント家の封じられた術(pixiv #103879825 »)について密かに調査していました。
研究はヘンリーの死により道半ばで途絶えますが、のちに彼の遺した記録を手掛かりに弟のジャックが禁術の封印を解きました。
■人物
嫡男として父から期待され、弟からそれなりに慕われ、尊敬できる友人にも恵まれたことから自己肯定力が高く、精神的に余裕のあるおおらかな性格をしています。
物事に対して地道に辛抱強く取り組み、時間をかけても改善を繰り返し前進していくことを良しとする側面があり、荒廃した自領や父と弟の不仲、親友の悩みにもそうして付き合っていくべきと考えていました。
父と弟両方に愛情があり、二人からも愛されていたため、対立する彼らに挟まれつつもさほど心労は感じていませんでした。
弟とは互いに遠慮のない関係であり、雑な扱いも厭わないことから周囲には誤解する人間もいましたが、実際の仲は良好なものでした。
自身が命を落とした11年前の事故では落石により潰れかけた馬車内で自分を守ろうとする弟を案じ、咄嗟に召喚した犬で彼を救い出しています。
■好きなもの
酒/煙草/魚の燻製/チョコレート/古代魔法の文献/犬(猫も好き)
■戦闘
弟と同様、黒い犬を出現させ従えるブラックハントの召喚術の使い手でした。
武門の家の生まれとして剣術も習得しています。
また、先述の通り治癒術を実用できる魔導士でもあり、これは弟を含めブラックハント家の血には代々欠けている能力でした。
■
燈桜祭(pixiv #106096190 »)
弟(pixiv #102300703 »)
友人(pixiv #103520003 »)
死者ですがゆるっと話しかけても大丈夫です。生前知り合いだったなどの設定もご自由にどうぞ。