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Artist's commentary
円卓のひとり、トリスタン卿が愛用した弓。小型ではあるがきわめて性能が高く、この弓から放たれた弓は狙った獲物に必ず命中したとされる。
他者との関わり合いを避けていたトリスタン卿は、この弓を傍らに置き、ひとりで竪琴を引いていることが多かったという。卿の竪琴の腕間を称賛する者は多かったが、最も多く演奏を聴き、調べに込められた想いを理解していたのはこの弓だったのかもしれない。