大穴へ向かう途中立ち寄った森。
その巨大な木々の向こうに見覚えのある影を見とめ、思わず立ち止る。
ゆっくりと瞬きをして、次の瞬間には消えていた。
こういった幻も星光石の影響によるものだろうか。
あれは、死んだはずの母の姿をしていた。

◆過去話小説の表紙用に描いた絵ですがシチュエーションの時系列は最終章です。
ふと目にした幻の話。

◆もしよかったらタラキロンの故郷が滅亡する話【novel/12571587】も読んでやってください。

タラキロン【pixiv #79132110 »】