時折、訓練を見に来るクリアと休憩中に話しをすることがある。
クリアは武芸のことはわからないと言うが、俺からみれば魔法のほうが複雑で難しいように思う。
いやそもそも、たった二本の足で立ったり走ったりできることが驚きだ。
そう言うとクリアは困ったような微妙な表情になってしまった。
俺にとってこの姿が当たり前なように、彼らにとってもそれが当たり前なのだろか。

後日、今まで支援系専門だったクリアが攻撃魔法も使うようになったと聞き
なぜか毛が逆立つような不安を覚えた。
本人がそうと決めたのならできる限るの力で支えるだけだと不安を振り払う。
穏やかな表情で話す少年の顔を思い出す。

◆（こいつ当然のようにインターバル的な絵でログインしやがる……）
絵と文章の前半は少年と団長と模擬戦の話【novel/10886387】から
後半は神無き世界より【pixiv #73789231 »】からのイメージで描かせていだだきました。前半にもちょっとだけかかっていますが…

◆お借りしました！
クリアさん【pixiv #72939405 »】描いてるうちにどんどんフラグが立ってあせ…あせって……アアーーーーーッ！

ヴァロ【pixiv #72984767 »】最前線で戦います。