"赤ら顔した小柄な鬼が、態度もでかく千鳥足。歓楽街を闊歩して、しかし気づけば屋根の上。景色に見応えありそうと、どっかり座り陣取った。手に持つ瓢箪幾度も煽り、時間も忘れて飲み明かす。「旧都の景色も……たまの肴にゃわるくないな~! ひっく!」"
イラスト:キツネイロ
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