「眠れないね、うさぎちゃん」静かな月夜のベッドに一人。なんでもないから眠れない。「横になるのも飽きちゃった…」うさぎちゃんを抱きしめてカーテンの隙間を覗くと、うさぎちゃんが言う。「なんでもないなら楽しくしよう」「いいねぇ👍」星が踊って、私を呼んだ。風が誘って、窓から街へ。深まる夜が眠らない。