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Artist's commentary
防護巡洋艦 畝傍
畝傍はフランスで建造された最初の日本軍艦です。完成した畝傍は、明治19年10月18日フランスを出港し、地中海、インド洋を抜けシンガポールに到着。同年12月3日横浜に向けシンガポールを出港後、姿を消しました。日本海軍は大捜索を行いましたが手がかりは一切見つからず、亡失認定となりました。
畝傍は、同時期に完成した浪速型に比べると3檣バーク式のクラシカルなスタイルですが、当時の日本海軍最大級の3600トン、18ノットの快速、24cm砲4門、15cm砲7門を装備した、世界でも屈指の有力艦でした。
日本海軍シリーズ
Acrylic painting 166×240mm