彼は、ある種族の大きな内乱を鎮めた男だった。しかし、人間であった彼は、その種族の民から後ろ指を刺され、誉を頂くことなくこの世を去った。大きな功績を残したが、それを認めたものは誰もいなかった。ただ一人、彼女を除いて。彼女は毎年、彼が平和に祈りをささげたこの場所で、ただ一人願う。「平和でありますように」