全てを決めた顔をしてここへ来たくせ、私を見るなり目線が揺れた。私の為に迷ってみせる、その優しさが妬ましい。
いいからとっとと渡りなさいよ。そのためだけに、来たのでしょう？
私は橋姫。ここを守るが私の役目。あなたが行くと言うのなら、私も全てを果たすまで。
笑って見送ってあげるから、きっと、きっと、帰ってきて。

それまで、この涙は流さないで、翠の中に、閉じ込める。

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地霊殿支援！少しでも足しになりますように……。