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Artist's commentary
架空の日向の戦い
エンガノ岬沖海戦での戦艦日向の架空の戦いです。史実では、ハルゼー艦隊からの最後の空襲が終わった時、小沢艦隊各艦は戦闘海面に広く散らばり、沈没艦の生存者救助に当たっていました。また五十鈴は航行不能になった千代田の処分に向かっていました。そこへ北上してきたデュポーズ少将率いる巡洋艦部隊によって千代田と初月が撃沈されました。
今回の架空ストーリーは、戦艦日向がもう少し南寄りに位置していれば、デュボーズは警戒して近寄ってこず、初月は逃げることができたのではないかと思い、日向を最南端に置きました。日向がデュボーズ艦隊に向けて威嚇射撃を行い、デュボーズはハルゼーに増援を要請します。そして戦艦アイオワとニュージャージーを基幹とした部隊が再び北上を開始しました。
とまあ、ここで私の妄想は終了。最後まで生存者救助に尽力した駆逐艦初月、そして救助された空母の乗組員と、力の限り艦隊を守った零戦隊の搭乗員たちには何とか生還して欲しかった。そのために松田少将の日向に一働きしていただきました。ついでにサンベルナルジノの封鎖が手薄になったことで駆逐艦野分も生還してくれたら嬉しい。