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Artist's commentary
架空の三隈の戦い
ミッドウェー海戦時の軽巡洋艦三隈です。そうです、軽巡洋艦ですので架空の話です。史実では15.5cm三連装砲塔から20cm連装砲塔に換装されましたが、何らかの理由で換装されないまま大戦に突入しました。
ミッドウェー海戦において空母四隻を失う大敗北を喫した日本海軍は、最上型四隻からなる第七戦隊をミッドウェー島夜間砲撃に投入します。途中で無駄な悪あがきと気付いて中止命令を出しますが、四隻は引き返す途中敵潜水艦を発見し一斉回頭を行ったところ、最上が三隈の横腹に突っ込んでしまいました。
第七戦隊司令の西村祥治少将(史実は栗田健男中将)は、艦首を損傷して速力の落ちた最上に歩調を合わせて全艦一かたまりとなって撤退することを決断します。案の定、夜明けとともに敵機による攻撃が始まりましたが、対空射撃も可能な15.5cm砲を一隻15門、戦隊で60門、その威力は凄まじく、各艦軽微な損傷を負っただけで戦場を離脱できました。
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