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あおちゃんっ
空の青さを知る人よ 見てきましたー!
つぐが可愛いくて二回目に気づいたら行ってました笑
以下、ネタバレ含みの妄想小噺
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慎之介とあかねが帰ってしばらくたっても、あおいは帰ってくる気配がなかった。
まず、あかねが見つかったと連絡してきたあおいが一緒に帰ってこない意味がわからない。
その上、あかねにあおいの不在の理由を聞いても
「…あおい、おっきくなったね。…待っててあげて、つぐ」
などといつにも増して柔らかい笑顔で意味不明な返答をしてくるから、僕の混乱は深まるばかりだ。
しかも、とうのあおいはメッセージをよこしたきり、電話に出もしない。
ジリジリとした気持ちでスマホを握りながらホールの入口に立っていると、遠くに砂利を蹴散らす足音がした。その音に視線を向けるとあおいが近づいてくる姿が見えた。
「あおちゃん」
走ってくるあおいに近づくと、あおいは息を切らし立ち止まる。
「……はっ、……はぁ、」
「タクシー、つかまらなかったの?」
「……うん」
僕の問いには答えてくあおいが、いっこうにこちらへ顔は上げない。
そして彼女の顔からは水滴が絶えずしたたってきている。
「僕のタオル使う?」
「…うん」
差し出したタオルを受け取ると乱暴に顔を拭って、そのまま顔をタオルに埋めるとあおいは沈黙した。
「…」
「あか姉見つかってよかったね」
「…うん」
「心配するから、電話出てよ。」
「ぅ…ごめん」
いつまでも顔を上げないあおいと、さっきのあかねと慎之介の様子を思い浮かべて、しんのが消えたのではないかとフッと思った。でも、きっとこれは今聞いてはいけないことだ。
「おかえり、あおちゃん」
言いながら僕はあおいの頭を軽くポンポンと叩いていた。
「…ただいま。」