竜の巣より卵を盗んだ人間に育てられ、永く国を守り戦い続けてきた。国が平和になってからは魔力の礎として谷底に数百年封印されていたが、何者かにより封印が解かれる。愛されることも愛することもなく、戦うことしか知らず生きてきた銀竜。月の眩さに目を細め、外の世界へ羽ばたく。