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Artist's commentary
襲撃の炎
月夜が照らす西の戦場。「鉄の竜」の上空。
飽きもせず青竜はその周辺を飛んでいた。
『何を考えている?』
突然どこからか『声』が響いてくる。この感覚は。
「やはり手を組んでいたな。火の国の竜よ」
闇から立ち上がる大いなる炎、その中心から剛健な鋼の竜が姿を現す。
地上から感じた強大な魔力。
魔の物、人の物に混ざって流れてくる【竜】の匂いを青竜は嗅ぎ取っていた。
「一度この世界の竜とやりあってみたかったのさ。」
待っていたといわんばかりに楽し気な口調で青竜は話し出す。
「同族殺しを望む竜とは…愚かだ」
鋼の老竜は顔を顰め、一瞬間を取ったかと思うと翼を大きく広げた。
静かな戦場の夜に、2つの炎が交じり合う。
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一度戦ってみたかったミチヅキさんドラゴン…!
ファンアート失礼しました!
尖鱗のミュズロイカ
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遊びに来た青竜
ちょっと茶々いれて帰ります…!
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