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Artist's commentary
さよならトンネルの向こう側(リメイク)
そこは、何十年も人と想いを運び続け、その役目を終えた列車が人知れず眠る野原。
最期の旅を共にした運転士は、去り際、「一年に一度、彼らに想いを馳せられるように」と列車のたもとに桜を植える。
いつか車体が朽ちたあとも、春が来るたびに桜色の墓標が静かに花を咲かせ続けるのだろう。
10年以上前に描いた「さよならトンネルの向こう側」の春版リメイクです。