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Artist's commentary
後の稲荷神の頂点
狐娘の原種がそれぞれの覇を競っていた秩序無き時代。
覇権争いに加わらず、ひたすらキツネサインの研鑽に勤め、
笑顔が不自然で、可愛げの欠片もない張り付いたような顔の幼い狐娘がいた。
「なんだこの野暮ったい狐は」
宇迦はそんな全く庇護欲をそそられない狐を見出していた。
神代の破天荒な神々に振り回されてきた彼女の直感が告げていたのだ。
コイツは大うつけ…さもなければ相当な大物であるという事を。