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Artist's commentary
風来の六花
「風来言うな」
科野を練り歩き、町内会レベルの問題に首を突っ込んでは解決していた頃の異名である。
情報伝達速度が遅い時代の神妖が上に上り詰めるための手段であるが、
現代においてはあまりに古臭く非効率な方法として敬遠されるようになっていた。
故にそれは効果的だった。
誰もやらない以上、需要が六花1人に集中したのである。
千里の道も一歩から。新たな時代の妖怪の総大将となる物語は始まったばかりだ。