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Artist's commentary
アグリコ稲荷
東北の稲荷狐、アグリコ。
日本三大狐には数えられておらず、最後の一柱候補は推薦を固辞しており事実上の空位。
そこに割って入る可能性のある全国有数の強豪稲荷である。
性質は善に振り切れており、曲者の多い稲荷界隈にあって屈指の人格者。
村中の家事を手伝いに手伝って得た正一位の位階はダテではない。
八房が仕えるはずの稲荷だったが、天保の大飢饉に端を発する諸問題で頓挫している。
ご利益は子授け(男児)。転じて、豊穣の神である。