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Artist's commentary
神童の犬妖
犬妖の姫・八房。
1814年に生を受けてから150年余りで日本三大狐(一柱は空位)全てに仕え
その躍進を陰から支え続けた実力派妖怪である。
そんな彼女にも蛇妖・六花のように幼い時期があったが
期間は僅かに10年足らず、30年を経て幼体の六花はおろか人間と比較しても相当に短い。
妖怪の幼年期は不安定で、期間は種族や自我の確立に左右されるらしいが詳細は不明である。
早熟で一度見聞きしたものは直ぐに習得する才があったという。
現在は焔木家で隠居し、畑仕事に精を出している。