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Artist's commentary
戦火の四尾
日本三大狐が一柱・四尾の待宵は戦により名を上げた稲荷神である。
戦国時代末期に台頭して瞬く間に中部七国を制し、麻績峠開拓の功績によって神化するまで、
一帯の神様・妖怪・人間のいずれにも非常に畏れられる存在であった。
以後、この時に得た莫大な神徳により存在を維持したり怪しくなったりしてきたが、
殺生石が真っ二つに割れた事件の直後から彼女の姿を見た者がいなくなったという。
玉造の経典によれば、生存しており彼女のいる座標まで確認していると言うが、
どういうわけか、その座標は「某アンチエイジングおばさん」の方を指しているらしい。