Artist's commentary
ギャラクシーヒーローズ
とある人に会う機会があり、それに合わせて描いたイラスト。
マリオ+ラビッツ ギャラクシーバトル、改めて良いゲームだと思います。
続編は出るんでしょうかね…個人的にはどんだけでも出てくれたら嬉しいのですが、すべての人に受け入れられるゲームじゃないというのも分かります。
でも、こうゆう挑戦的なゲームの登場も、シリーズを続けていく中では絶対に必要だと思っています。
マリオ+ラビッツは、その一端を担ってくれた良いゲームだと思うのです。
だって、よく考えてみてください。
パーティゲームやマリオカート、スマブラのようなお祭り対戦ゲームをのぞいて、ストーリー要素のあるマリオゲームでロゼッタが巨悪相手に戦うゲームってありましたか?
初登場のマリオギャラクシーはあくまでサポート役でした。
3Dワールドは……クリア後に加入する隠しキャラだし、ストーリーに深く関わるポジションでもありません。
ストーリーにその存在が深く関わりつつ、最終局面で前線にたち、巨悪討伐の要として戦う、そうゆう描写を見せたのはギャラクシーバトルが初めてではないでしょうか。
違う?そうだよね、確か。
また、俺が大好きなエッジさん。
強くカッコいい女性で、FFみたいな巨大なブレードを携えた硬派な戦士キャラが、普段はなマリオたちと共に戦う仲間になる、というのは、おそらくマリオオタクが一度は考えた2次創作の展開です。
そのはずです!少なくとも俺はそう。
そんな、オタクの夢が現実になった貴重なゲームであるとも言えます。
それが出来たのは…やはり『ラビッツ(UBIソフト)とのコラボだったから』という事実が大きい。
任天堂だけではOKを出しづらいものを作れるのは、任天堂以外の会社なんです。
最近は、マリオRPGやペパマリRPGが復活し、マリオワンダーでも全く新しいキャラや新しい遊びが登場するなど、世界観の広がりに若干 寛容になったように見受けられます。
そういった楽しい変化は、挑戦的な作品の積み重ねあってこそ。
マリオ+ラビッツも、間違いなくそのひとつです。
---
ところで、最初に喋った「とある人」ですが………
実はギャラクシーバトルの制作に関わっていた「とある人」でして
ここだけの話、お酒を飲みながら、制作の裏話とか、貴重なお土産をもらったりしました。
このイラストはその方向けのプレゼントで、話の種に持ってきていたマリオの花札クリアファイルと、レイマンのペラペラも一緒に差し上げました。あとラーメン奢りました。