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Artist's commentary
晩年のスペースコロニー
時は17万飛んで82年。銀河を旅する恒星間移民船「島3000号」に住まう8億人から始まった人口は、1000に及ぶ世代交代の末に6000万人にまで減少していた。 コロニーの遠心重力による地表の平坦化は大気循環を鈍らせ、回収しきれないエネルギーは宇宙へと散乱し、緩やかに再製不能になってゆく資源と、その枯渇が黄昏の時代を齎す。 この環境サイクルが終わりを告げる日もそう遠くはない。 それは此処で暮す人々が再び大地に降り立つ日が近いと言うことなのだ。 とか言う舞台設定のSF青春アニメを考えた。