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Artist's commentary
【命の系譜】キュアノス【第1世代】
命の系譜pixiv #29080459 » 「ネフェレの子」キュアノス 男性・18歳
■種族説明 ラプメネシア中央付近の山脈、高さ2000m超の断崖に居を構える一族。精霊ネフェレの末裔であり「ネフェレの子」を名乗る。雑食で大食いだが粗食に耐え頑健、急峻な山々での狩りにより武芸を鍛え、特に弓は名手とされる。雇兵を生業とし、種族勢力身分を問わず迫害をする側にもされる側にも隔てなく、護衛や用心棒、兵として戦士を送り、引き替えに人脈や金銭物資を得てきた。だがそれも今は昔、山の不作による飢餓と流行病に世界の変調である出生率の低下が加わり、残るのは老人ばかりである。かつての平均寿命は40から50、長い者は80近くまで生きた。
■キュアノス 老人たちに育てられた最後の若者。祖先や目上を深く敬い戦士の一族として誇り高くありたいと願う。混血をタブーと捉えながらも、祖先のため血を絶やしてはならぬと出奔する。長老は言った。「さあおいきネフェレの子。禁忌を背負わせる我らを赦しておくれ。せめて弓矢や剣でなく、心を捧げられる相手をお探しなさい」
■等々の堅苦しい話を抜きますと、つまりは体育会系脳筋のおじいちゃん子です。長い尻尾が密かな自慢です。のんびりと世代を重ねて行ければと思いますので、どうか宜しくお願い致します。
9/5「美しい人、清冽なる水の乙女よ。愛しいおまえも子供たちも、私が必ず、この身にかえても守ってみせよう」pixiv #29843907 »
■妻に先立たれた後、各地を転々としながら幼い二人の子、キネラリアpixiv #30491881 »とロータスpixiv #30492908 »を育て上げ、彼らが巣立ってから再び愛する伴侶の墓前に戻り、そこで一人静かに眠りに就いた。墓標は無い。