「戦争が終わってもう一年か。反応弾をしこたま積んであそこへ突っ込んだのが昨日のようだぜ」 「私もいたよ? マクロスの侵攻路啓開が私たちの任務だったから」 「ああそうとも。お嬢さん達が作ってくれた花道を通って攻撃隊は敵司令部へ突入したんだ。全くよく無事だったものだ、作戦計画を聞かされたときは命はないと覚悟したがな」 「……私、大尉さんが生きていてくれて嬉しいな」 「え、何だって?」 「ううん、何でもない」