Artist's commentary
【PFLS】駆ける四つの脚 シェケル【ノーザリア】
―山岳の凍てつく空気は氷のように冷たく、吸い込んだ瞬間に心臓を凍らせるだろう。そう、我々以外は―
空気が氷のように冷たく、濃度の薄い場所に住んでいるため、彼らは強靭な心臓を持っている。
また、足場の悪い場所でも四つの脚で器用に駆けることが出来る。
なぜなら、それは彼らにとっては日常だからである。 『とある行商人の手記より』
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『どこまでも駆けるさ!この心臓が破れるまで!』
名前:シェケル
性別:男
年齢:16歳
身長:150cm(立ち上がると210cm)
体重:90kg
一人称:俺
二人称:君(きみ)、〇○さん、呼び捨て等
ハイガル山の山岳地帯の奥に住むファータウルの少年。
元気でマイペース。好奇心旺盛。走ることが大好き。
マウントを取るのは好きだけど取られるのは嫌い。お腹は気を許した相手にしか見せない。
雪山に囲まれている所で育ったので、暖かい場所や草木に憧れているところがある。
また、今まで街に出た事がなかったので、世間知らずな一面もある。
【上半身について】
・獣の耳と角を持つ以外は普通の人間。
聴覚は人間よりも良いが、獣よりは劣る。
【下半身について】
・どっしりとした四本の脚がついている。犬や狼を頑丈にしたイメージ。
・とても暖かく、寒さに強い。
【ファータウル族の特徴】
・空気が冷たく薄い場所に住んでいるため、生活をしていくうちに心臓が強くなった。
ファータウル族の心臓ならば、三日三晩走りづつけることも容易い。
・暖かい毛皮と力強い四つの脚で、どんな岩場も雪山も走り抜けることができる。
・遠吠えの代わりに歌を歌う。彼らは呼吸も長く、その声は遠くまで響き渡る。
・山を降りて伝令や配達などの仕事をしているファータウル族もいる。
【関係】
5年前、シェケルが11歳の頃だった。一人で山岳にいた彼は、突然爆発音を聞いた。
その瞬間、足元が瓦礫のように崩れ落ち、彼もまた崖を落下していった。
しかし、幸いにもその小さな身体はヴァーザ(illust/72946362)によって受け止められた。
それ以来、自分を救ってくれた恩人としてヴァーザに懐いている。
【ギルド:傭砦狼城ヴィトニール(illust/72937831)】
一人前のファータウルになる為に、一人でハイガル山を降りたシェケル。
見る物すべてが初めてであり、期待よりも不安が勝ろうとしている中、
彼は夜の彼方に二頭の大きな獣を見た。
彼の半身と似た姿のそれらに安堵感を覚えた彼は、後にそれが傭砦狼城であることを知る。
こうして彼は、二頭の魔狼が率いる城の"滞在者"となった。
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※飾り枠お借りしました(illust/18410962)