Artist's commentary
RX-139 ハンブラビ
ゼダンの門で開発された可変MS.
特異な外観は,四肢の汎用性を犠牲にAMBACユニットとして特化した結果であり,
最低限の装甲以外はオミットされている.
一撃離脱を基本とする本機には,頭頂部のモノアイのレイアウトや,特殊兵装などに公国軍製MAの設計思想が反映されている.
設計にはシロッコも関わっており,一部の機体にはジ・Oに先行して準サイコミュデバイスが試験的に搭載された.
その徹底した小型軽量化と準サイコミュデバイス搭載,更にエースパイロットの搭乗により,グリプス戦役ではスペックで差のあるゼータを圧倒する活躍を見せた.
アポロ作戦後にティターンズで制式採用が決まったが,組織の崩壊により量産計画が日の目を見る事はなかった.
簡易変形可能な小型MSの登場は後のザンスカール戦争まで待つ事となる.その意味でハンブラビは時代を先取りした機体であったとも言えよう.
■明けましておめでとうございます!というわけで新年初投稿は「海ヘビ」にちなんでハンブラビにしました.
2013年が皆さんにとって素晴らしい1年になりますように.本年も『カトキハジメ風』タグ共々よろしくお願いします!