"夜の帳は完全に下り、来た道さえも分からない。フラフラと小石に躓きながら歩いているとぼんやりとした赤い光が目に飛び込んだ。賑やかな歌声と香ばしい匂いに耐えきれず、屋台の椅子に腰を下ろす。「夜目で困ってるんでしょ? なら、ヤツメウナギがおすすめよ?」"
イラスト:Tam-U
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