Artist's commentary
先生よわよわシリーズ アオイさん その2
お題箱から、
リン先輩は立場上、先生と一緒にいる機会が多い。
それは先生がキヴォトスに訪れてから、ずっと。ずっと。
連邦生徒会長の失踪から。
まるで、パートナーのように。
ずっと。
私、扇喜アオイは、ストレスの多いリン先輩の発散先だった。
最初は話し相手になるくらいで、それがエスカレートしていって。
先輩から暴行を受けること、嬉しいと言えば変態っぽくて気持ち悪いだろうか。背徳感を覚える私がいるので言い訳できない。
そんな関係はある時パッと止んだ。D.U.自治区の復興が終わった頃だ。
私のせいで連邦生徒会長代行の立場を失ってしまったリン先輩だが、皮肉にもそれで少し楽になったのだという。先輩もどこかすっきりとした様子だった。
先輩に余裕ができたそれ自体は嬉しいのだが、秘密の関係がなくなってしまうのは残念でもある。やはり私は変態のようだ。
——リン先輩は立場上、先生と一緒にいる機会が多い。
それは、私がシャーレに訪れた日。
鉢合わせた。
先生とリン先輩が、休憩室から。出てくる。ところに。
二人とも。その頬は紅く火照って。
先生の頸には手の形をした、新しめの痣があった。
リン先輩と一緒に出てきた、先生の。
見えるところに。
青痣があった。
リン先輩が帰ったあと、シャーレは私と先生の二人きり。
答えてくれるわけがない、そんなことはわかりながら、ヘイローを奮わせる私は先生を押し倒し、馬乗りになって問い詰めた。
「先生」
「先生は」
「あなたは」「何なんですか」
「リン先輩の何ですか」
「私は」「ずっといたのに」「隣に」「リン先輩と」「いたのに」
「どうして貴女なの」
「私の方が見てきたのに リン先輩を見てきたのに」
「私の方が先に傷けられたのに」
「心も」
「身も」
「どうして」
「リン先輩は」「私を染めてくれないの?」
「貴女を犯せばわかるの?」
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気を失った先生。頸には私の手型。背中には私の爪痕。内腿には私の噛み痕。ナカには私の愛液。
ねぇ、リン先輩。
先生じゃダメ。
先生じゃイヤだよ。
貴女の生きた証は。
私のカラダにだけあればいい。
ずっと。
ずっと。
の追加シーンと続きを描きました。
こら!先生いじめちゃだめでしょ!
みんなも先生いじめようねえ