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Artist's commentary
八紘に雲山在りて空色映り変われども明仄、宵はゆかり也
藍様が言った。「昔多少なりと腕に覚えを抱いた妖狐がいてね、まるで天に己が手が届くのではないかと思っていたんだろう。でも在る時その妖狐は解ってしまったんだ、自身の慢心とそれゆえに気がつかなかった感情に。それは出会った時からなんだろう 脳を焼かれ 四肢の自由を奪われたような恐怖。そう思いながらもこの人は自分を救ってくれるという安堵 でもあの時溢れ出た涙の意味はまだ私には解らない。…だから私は此処に在ってあの方の式なんだろう。 …橙、紫様の事をどう思う?私はね、時にあの人の目が酷く恐ろしく、想い深く、そして愛しい。 あの方はね 無邪気な時が一番恐い、そして何より識っているんだ、 「もの」の壊し方を。」 藍様のあの時の目はとても恐がっているみたいに とても寂しそうで でもとても輝いていた。
紫様の事がまたちょっとだけわかった気がした、…そして少しだけ嫉妬した。
■タイトルに大好きな名前を散らしてみました、古語苦手だから誤用あるかもしれません;。「ゆかり」って漢字で書いてしまうと色の幅が絞られてしまいそうなのであえてひらがなで;まあ指すとこ一緒でしょうが; 勝手なストーリーも入ってるので読まないor流し読みがオススメ(==; 今日 また一つ年くっちゃったんで絵の表現にも自分にとっての新しい色を、描写を。と思い表現の境界と破っていただこうと紫様を描きました。ええ、験担ぎです(=w= (すっげえ無理やり…) 八雲家の方々なんですがなんかおかしいですね、特に右端 橙は(pixiv #9917937 »)で書いた通りおねえ橙状態です というか仕上がり雑だ…(==;