Artist's commentary
【水星の魔女】ギャップが激しい嫁が甘える理由+解説1700文字
水星の魔女が完結しましたが公式からの供給もあり熱量は冷めませんので、新婚社会人編を描いています。そしてシャディクガールズとミオリネ社長の絡みももっと沢山見たかったです。いや、ミオリネガールズ?口に出して言いたい日本語やん。
【1ページ目から私なりの解説】
①まずミオリネさんのオンオフのギャップを大きくしたかったので、ヘアスタイルも変えてバリキャリぽくしました。寝起きは弱々で低血圧気味だからスパッと起きられない感じ。思考もまだぼんやりしてるから本能で甘えちゃうちょっと幼さも入れました。え?なぜかって?私がその方が大好きだからだよ。朝ごはんができて寝室に呼びに来たスレッタをベッドに引き込み仰向けに乗っかるという構図、自分で描いてみて思ったけどかなりエッッッになったな。ちょっと反省。
②味見した?と質問したミオリネさん。これは香りのことではなく、味のことです。てことはなんらかの手段で朝ごはんの味見を味わったことになります。さてなんでしょうね。お腹の上でニコニコご機嫌なミオリネさんを私が見たくて描きました。可能であれば神絵師さまたちに描いてほしいですまじで見たいよ切実に。
③ベタベタひっついてやだった?と聞くミオリネさん、かわいいだろうなと思って。普段あんまりベタベタしないから、やりすぎてないかな、うっとおしく思われてないかな、と内心少しだけ不安に思ってるから聞いてます。それなのにべったりくっついて離れるつもりなんて微塵もない所が、ミオリネ・ランブランという女であってほしい。
スレッタが言ってること、すごく清らかで穏やかな顔で語ってるけど、今までは隣にいるだけで満足してたけど、いや足りないんだわもっとくれよ、と要求してきてるって意味ですからね?そのせいで某たぬき型ロボットアニメのジャイア○パンチ並の衝撃がミオリネさんの顔面を襲いますがこれは脳内イメージです。なんでミオリネさんのご尊顔にハロをぶつけたのか?クールさんの顔を作るためには顔面に衝撃を加えないといけないでしょ?
④そしてそもそも1ページ目に戻りますが、なぜこんなに全力で甘えてきたのか、その理由です。昨日仕事中に差し入れを持ったスレッタが会社かオフィスにやってきました。先にミオリネガールズに会い、わいわいと談笑していた所に後から入室してきたミオリネさん。4コマ目のミオリネさんの心情としては、来る前になぜ連絡をよこさないのか、なぜ自分よりも前に先に部下に会っているのか、部下に囲まれている妻になんかもやもやする、今日のスレッタなんか人妻感あってかわいい、などいっぺんに様々な感情が駆け巡ってしまい咄嗟に反応ができず、そっけない返事しかできませんでした。人前ではまだまだ素直になれないので甘えたいのをグッと我慢して、逆に冷たい態度になってしまった罪悪感とか愛想がないと飽きられちゃうかもとか自分が嫁としてスレッタにふさわしいのか…?と自信のなさも少し混じってます。だからこそ次の日寝ぼけたふりをして全力でスレッタに甘えてみせた、とデカい反動がきたわけですね。イケ妻でミオリネのことがだんだん分かるようになってきたスレッタ。ミオリネが起こるから口には出さないけどちゃんと気持ちと言葉、態度のウラハラもわかってて、そのままを受けとめてあげてそう。理解ある花婿ってやつですね。ーーー…!?え?もう1380文字も書いてたの?たった4ページ漫画の解説を?ひゃーーー!語りたいことが多すぎてまとめられない!Twitterは短いし、漫画もセリフなるべく減らしてるけど、まだまだセリフが多くて読みづらいですよね〜漫画は音が出ないから視覚情報でしか発信でくないのでどうしても説明したいことが全部説明できないのがちょっと悔しいですし、何かいい方法があればな〜と思います。
と、こんな感じで色々頭の中で考えながら絵を描いてます。もう1600文字ですけど、最後まで読んで下さった方、あなた本当にすごいです。きっと日頃から新聞とか本とか読んでらっしゃるんでしょうね。素晴らしいです。長文にお付き合い下さって、ありがとうございます。ユリキャノンより