Artist's commentary
【PFLS】疾風(はやて)の剣 ルカ【エルダーグラン】
「戦場に在る者同士、まみえたならば斬らねば死ぬ。それだけだろう」
「……つかぬことを訊ねるのだが、このエンブレムと同じ意匠の盾をどこぞで見かけたことはないだろうか?」
■ルカ・ベルガモット 43歳 男性 187cm 第二の月十四日の生まれ
灰色の狼毛皮を纏った、寡黙なノーザリア出身の傭兵。ウィリアム・シダーウッド(pixiv #73024986 »)が所持している大盾の元の持ち主であり、以前エルダーグラン・サンダラー地方の雷の山脈で谷に転落し死に掛けていたところを通りすがりのウィリアムに救出された過去がある。
長くひとところに留まることや人と長く関わり合いになることを避けており、流れの傭兵として大陸各地の戦場を転々としていた。なかでもだれかと約束をすることを極端に嫌い、本人は語ろうとしないが、以前ウィリアムと交わした約束を破ってしまったことを今も深く悔いているようだ。
きびしい目つきと硬派な話しぶり、無愛想な態度から第一印象はお世辞にもよいとはいえない男だが、どことなくぼんやりしている節がある。日向ぼっこと、ウィリアムの歌声が好き。
しかしながら戦場で命をかけてみがかれた剣の腕はすさまじく、その剣戟を語る者からはしばしば疾風に例えられるという。
・ベルガモット一族と血の盟約
ノーザリア帝国・アンカーランドの東の山林部にひっそりと暮らす、自律変身型の人狼一族。15歳になったら己ひとりの力で狼を狩る試練を課せられ、見事仕留めることが出来た場合その毛皮を被ることで狼に変身することができるようになる。しかし変化状態を乱用すると身も心も獣と化し、狼になったまま元の姿に戻ることができなくなり、理性も記憶も失ってしまう。これは種族的な能力ではなく、はるか昔に一族の長がその地に住まう魔狼の長と交わした「永劫共に」という盟約による伝承呪術であり、古くはその力をもって一族の誇りとしてきたものの、今となってはどちらかというと血脈に根付いた呪いの類と化している。そのため、現在の一族は恐れられるとともに忌み嫌われ、傭兵や魔獣狩り、厳しい環境下での警備兵などを生業とする日陰者。ルカはこの魔術を嫌い、無闇に使用することを避けており、あくまで武器を使って戦うスタイルを優先し剣の腕を磨いてきた。
とはいえ、狼化能力も有事の際に便利は便利なので、コートに毛皮を取り付け常に身に纏うことで万が一に備えている(頭を覆い隠すことが重要なので、フード部分を被ることで完全変化判定となる)。このように変化待機状態にあるせいか、驚いたりするとたまに狼の耳が出てしまう。本人としてはとても恥ずかしいらしい。
第三章 … 谷間の国の戦いにおいてウィリアム・シダーウッドに合流【pixiv #73723089 »】【pixiv #73780572 »】
第四章 … 王無き国の戦い 以降ウィリアムと行動を共にする【pixiv #73999548 »】
アフター … エピローグ【pixiv #74100265 »】
Another Ending … EX仕様【pixiv #73981391 »】
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◆Pixivファンタジア Last Saga【pixiv #72934234 »】