「やあ、おれに何か用かな……ふわぁあ」
「はいはい、持ってくるからちょっと待っててね……どこにやったっけかな、……ほわあ」

「聞いたよ。またひとつ、時代が身じろぎをしようとしているんだってね。
　──大きなものが動くそばでは滅多なことをするもんじゃあない、うっかりしてると磨り潰されてしまうかもしれないよ。気をつけな」

名前：ニーアシャール　Niashar
種族：不明
性別：男性体
年齢：不明（非常な長命である）
身長：220cm（角含めず）
全長：5ｍくらい
一人称：おれ
二人称：きみ、きみら
好きなもの：果実、酒、木製のもの
嫌いなもの：大きな音、鉄製のもの

補足投稿→pixiv #102619874 »

いつも半分寝ているような様子のカプリコーンタウル型精霊種の青年。
性格はきわめて温厚であり、相手が誰であっても友好的だが、うすらぼんやりといまいち掴みどころのない雰囲気をしている。
常に空中をゆったりと浮遊しており、半透明のヒレをひらひらとたなびかせ泳ぐように飛行して移動する。

旧くよりアラディア院深部の一区画に棲みついており、自身の持つ能力(後述)を用いてそこを「特別保存棟」(後述)として管理している。
普段は滅多に出歩かないが、気まぐれに院内を散歩に出てきた彼が半分眠ったような状態で廊下を漂う姿などを目撃したことのある学生や教員もいるだろう。

──しかし、彼がいったいどこから来て、いつからいるのか、なぜアラディア院にとどまるのか、誰も知らない。
彼について、ある者は世界の礎たる真理の分霊なのだと言い、ある者は邪教の魔物が流れ着いたのだと言い、またある者はどこかの大陸に末裔がいるというまじない歌を伝承する種族の真祖だと言うが、いずれについてもニーアシャール本人は否定も肯定もせずのらりくらりとかわすばかりで、その正体は判然としない。

また、いつも眠たげにしているわりには、完全に眠っている姿を誰も見たことがないのだという。

「ここに来る前のこと……？　ふわあ～……そんなのとっくに忘れちゃったよ。アハハ」

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◆キャラクター概要

・アラディア院の深部のとある棟に棲みつき、自身の権能を使って「特別保存棟」を運営、管理している。
　自身の働きに対し報酬のやりとりは求めないが、もらえるものは嬉しそうに受け取る。

・明確な種族区分はなし。同種族個体(家族や同胞など)がいないタイプの人外。
　自然生態系ではなく、世界の理に直接紐づいている高次霊的存在。

・魔法や魔術ではなくその身に備わる権能として、「有機物・無機物を問わずあらゆる物理存在を世界の時の流れから切り離す」能力を持つ。それを応用し「特別保存棟」を管理することでアラディア院に貢献している。

・「特別保存棟」
ニーアシャールの棲み処。アラディア院にて取り扱われるさまざまな物品(鉱石、魔法具、書物、死骸、植物の種子etc...)を、"時を止めて保存しておく"ことができる倉庫のような使われ方をしている。天井がスゲー高い講堂のような広い空間。（期間中に詳細出せそうにないのでなんかフワッとそれっぽい感じで大丈夫です…）
時を止めた物体は鏡のように反射する泡のようなものに包まれて棟内の空中を漂っている。この泡は大小自在で、巨大なゴーレムから妖精の小指の爪まであらゆる大きさのものに対応することができる。

アラディア院に属する者であれば、ニーアシャールに声をかければ彼のとがった爪が泡を割り、たいていのものを提供してもらえるだろう。ただし外部の者となると閲覧はさせてくれるものの、よほどの理由がない限り持ち出しを渋る。

2022/11/13　追記
こちらで預からせて頂いていることになりました
・死の淵に眠るヘリヤ【pixiv #102743706 »】さん

ニーアシャールとしても特別な預かりものであるという認識はあるため、父親であるシグフリードさん【pixiv #102272449 »】くらいにしか引き出しを許可しないと思います。
ほか、既知関係等につきましては以上２キャラの投稿者である狐火さんの意向に準拠いたします。

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◆基本スタンス

・前述のとおり、大部分の時間を「特別保存棟」で過ごしています。たまに学院内を漂流しているものの、アラディア院の敷地の外へ出かけていくことはありません。

・通貨であるギランについて、そもそも貨幣価値にまったく興味がなく、どれがいくらなのか区別もついていないようです。ぜんぶ「コイン」と呼んでいます。

・各勢力や今回の王位継承レースに対しての印象もふわふわしていて、アラディア院の外のこと(ゼラルディア王国社会の仕組みなど)はあまり理解していないようです。ただ「大きな戦いが起きないといいなあ」とは思っているようで、アラディア院の生徒や教員、関係者にはキャプション冒頭のようなセリフで気をつけるよう促しているようです。

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◆行動指針（章ごと更新）更新日時 / 2022.12.14
・最終章：ゼラルディアの王笏　→欺瞞の悪魔【pixiv #103584939 »】

「……。外が大変なんだって聞いたよ。さすがにもう省エネしてる場合じゃないかもね。
けど、おれにはここで守らなくちゃならないものがある。

だから……そうだな。
今のおれにどれくらいやれるか分からないけど、何もしないよりマシだろう」

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アラディア院に棲みついている得体の知れない眠たげカプリコーンタウル精霊お兄さんです。ヤギです(と言い張る)。描いた人はアースドラゴン系列(？)のつもりでいるそうです。

貴重な魔導書や魔法具、レアな魔法植物などを提供してくれたり、長命ゆえに都合のいい知識を持ち合わせていたりするかなと思います。おしゃべり相手に最適。
いつも半分寝てるみたいな対応ですが、用件はしっかりこなしてくれます。

PFSOZ開催おめでとうございます。今回はほぼキャラシ＆閲覧での参加になるかなと思いますが、何卒よろしくお願いします！

※戦闘はできません。からきしです。
※死亡や欠損などの表現についてはご遠慮くださいませ。

◆pixivファンタジア Scepter of Zeraldia【pixiv #101965643 »】
◆アラディア院学部設定【pixiv #102099364 »】タグお借りしてます！