Artist's commentary
【PFSOZ】隠し峠の三牧人【エイリル教団】
緑瞳のティス/紅目のギイ/金眼のジェダ
隠し峠で暮らす羊飼いのきょうだい。希少な織物の原料となる珍しい羊を飼育しているが数が減って生活が苦しい。
最近峠に棲み着いた竜pixiv #102144603 »が羊を狙ってくるのも悩みの種。
□緑瞳のティス 19歳
そばかすと麦わらの色の髪。
金羊虫の香油を使って群れを誘導している。
羊飼いだけではやっていけなくなり一番上だし…とザリア軍募集のチラシを眺めている。
飄々としてめったに動揺しない。
「軍の募集に紛れ込めそうなんで出稼ぎに出ようと思う。あととギイをよろしくジェダ」
□紅目のギイ 17歳
緑灰の髪のおでこちゃん。
気が強い行動派。生活は苦しいけどきょうだい3人いれば幸せだと思っている。金羊虫の羽を組み込んだ笛を使って群れを誘導する。
「そこは「ジェダをよろしくギイ」でしょ〜。この子ハイ真面目です!って顔してこの前慰問に来た聖女様にぽやぽやしてたからね〜」
□金眼のジェダ 16歳
真面目で振り回されがち。人見知りだが親切。一人でやっていけるようになりたい。
金羊虫の羽を喉に移植していてその音で群れを誘導する。
「姉ちゃんッッ!!!」
□羊
隠し峠原産の畜産動物。草食で群れを作り移動する。足は6本で、口は顎ではなく、軟骨性で歯舌がある。虫に近いかも。
垂直の崖でもゆっくり這って登っていく。幼体は繭を作る。幼体が出たあとの繭を茹でたものは羊飼いの貴重なタンパク源である。
金羊虫という虫についていくという習性があり、羊飼い達は代々受け継がれた金羊虫を使って群れを誘導している。
金羊虫は太古の昔羊の群れを統べる王の虫だったらしいが、畜産動物となった時、種として分かたれたらしい。
以来野生の羊はいない。毛糸は高級織物になり重宝されているが、昨今では金羊虫を使用する羊飼いの技術が失われ、扱いやすい他の羊種に取って代わられめっきり姿を減らした。
各組織への対応
オルギット団:今のところ関わりはない。
イスリアド家:直接関わりはないが高級織物の納品先だったり無関係ではない。
ザリア軍:ティスはその内こっちに行くかと。
エイリル教団:生活の一部。お祈りなど欠かさないが生活習慣なので崇高な信仰心とは違うかも。
ミリオン商会:商人ではないけど卸先が所属していたりまったく無関係ではない。
アラディア院:教育が受けられたら良かったなあ。憧れ?
ヴァラシン組:今の所関わりはない。
特になんの変哲もない羊飼いたちですが、よろしくおねがいします。