Artist's commentary
おにまい/穂月かえで&もみじ
メイキングショートあげてます!
/ https://youtube.com/shorts/6CsvLz1vJ-I?feature=share
絵に関して。当時の自分の復習メモを読み返しながら一人語りしたいと思います。
まず、この絵で一番考えていたのは「顔の比率や絵柄をできる限り原作遵守にしよう!!」でした。
前回のまひろ&みはりはまひろに関して絵柄の模写ができていない部分も多く、一枚の絵として完成させるだけで息切れしてしまっていました。
理由としては、文字でのラフ、白黒のラフまでは用意したものの、線を早く描きたい気持ちが抑えられずカラーラフを仕上げないまま描き始めてしまったことです。
そのため色に関して行き当たりばったりになってしまい、一日で描くつもりが、仕上げ段階(背景を描く段階)で大きくつまづき、翌日に持ち越すことを余儀なくされました。
その後、多くの人の力を借りながら無事納得のいく形で完成までこぎつけたものの、ぎりぎりの綱渡り状態で、「次からは必ずカラーラフを仕上げよう、ラフ時点で全体の構想の九割を作りこめるようにしよう」と思いました。
この気付きは個人的にとても大きいものでした。
ラフが重要と数々のプロの絵師様方が仰られている理由の一端がわかった気がしました。
しかし、気付くだけでは意味がありません。考えたことを行動に移すのが苦手な自分にとってカラーラフ作業はある程度難航しました。
しかし途中で、色調補正機能をつかい、一色ずつ調和させればよいのでは?
と思い立ちました。
クリスタには色調補正という機能があり、レイヤーの複数選択はできないものの明度や彩度などを微調整できる優れものです。
しかしそんな神機能を私は完成した後にいじるものだと思い込んでいました。
しかし、色に苦手意識のある自分にとって、クリスタの機能で色を調整できるという発見はまさにかゆいとこに手が届いた感覚でした。
あとは、バッグやリボンなどの小物を描き完成としました。
描くのが楽しいミニキャラも描くことができ、個人的には満足のいくものになりました。
今後も邁進していきますので、よければ見てやってください。
現在三か月上達法の一週目が終わったので、試しに動画としてまとめてみようかと考えています。
そちらも頑張ります。