Artist's commentary
Pravda's Defeat
灰色服のプリンさんからのリクエストにお応えさせていただきました。
黒森峰女学園に惜敗して無念の涙を浮かべるカチューシャ隊長とプラウダ校の面々を描きました
今回も構図作りに苦労しましたが、何とか形になったのでほっとしてます
リクエストありがとうございました!
Source: https://www.pixiv.net/artworks/105420919
こんにちこんばんわ!
前依頼から一ヶ月以上経った事でなんだか長く感じました😊
しかしその期間は次テーマの考案に費やされ今ここに記させて頂きたいと思います。
今回のメインテーマはキャラ感情!
ガルパンでは負けたチームが詳細に描かれる事はあまりありません。
大洗が主役なので勝者の話が進んでいきます。たまに負けますけどね。
しかし全国大会等ではだいたい勝利しています。練習試合と違って勝ち負けが人の人生を左右するかもしれない重要な結果。つまりその公式戦で負ければ襲ってくるであろう感情、悔しい!悲しい!
今回はそんな感情の爆発を黒猫さんに表現して頂きたいと思います。そしてその対象とは…
プラウダ高校のカチューシャ!
先程誕生日という事でカチューシャを描かれていましたね。とても可愛らしい。しかしこれからお願いするのは最終章第3話で黒森峰に負けたカチューシャです!マウス撃破すら成し遂げて黒森峰もボコボコにできる、そしてエリカの小細工にもすぐに対応してもう少しで防御できただろうに、一歩及ばず敗北してしまいました。これは悔しい!勝てる作戦だったのに!そしてこれは冬季大会。自分は三年生であとは卒業が待っています。プラウダ高校生徒としての最後の戦いだったかもしれません。そう思うとあの偉大な指導者といえど感情が込み上がってくると思います。しかも黒森峰は自分が隊長になるきっかけになった相手。みぽりんが救助に向かった時にフラッグ車を撃破した功績で隊長になったといいます。その黒森峰に逆襲された結果となりました。悔しい!でも終わっちゃった…。
最終章第3話のプラウダと黒森峰は試合が決し、両校揃って挨拶をしました。
その時はエリカに向かって「なかなかやるじゃない」と強気の態度。
しかし挨拶が終わって相手が離れるとカチューシャは黙って後ろを向いて震えていました。
そうあのカチューシャ様が号泣しています!悔しいのです!声には出ません。エリカに聞こえたら恥ずかしいじゃない!そんな彼女を気遣ってノンナはしゃがんで穏やかな表情でハンカチを差し伸べました。そしてクラーラとニーナやアリーナはズラッと並んで壁を作りました。黒森峰から見えないように!クラーラは振り向いて哀しげ。
そんな感じで上記の光景を想像して作品にしてください!
完成後はいつものように「灰色服のプリンさんへ」とお願いします🙇